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外壁塗装のよくある失敗はこれです!未然に防ぎたい8つのこと

外壁塗装では悪質な業者による手抜き作業や、経験が浅い作業員によるトラブルなど、まったく問題なく作業が進むことのほうが珍しいようです。

高額な費用がかかる作業が多いので、契約者としては妥協ができない部分も多いため、小さなことで問題になりやすいのです。しかし、実際には業者に関連した失敗だけに関わらず、契約者自身にも責任がある外壁塗装の失敗があります。

以下は、「外壁塗装のよくある失敗」の例であり、これから外壁塗装を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

 

よくある失敗(1)外壁の色選びにつていの失敗

外壁の色選び失敗

外壁塗装でよく起こりやすい失敗といえば、外壁塗料の「色選び」です。

手元ですぐに確認できるカラーパネルもありますが、仕上がり感は実際に塗ってみないと分からないため、想像していたイメージ塗装後の仕上がり大きな隔たりが起こることが多いのです。

カラーパネルやカラーシュミレーターを使って色の確認ができるのですが、大抵のケースでは目の錯覚(面積効果や光の当たり具合など)で色が明るく見えたり暗く見えたりもするため、実際に塗り終えた外壁では気に食わないことがよくあるのです。

最終的に色を選んだのは契約者ですので、間違った塗料を使わない以上、業者に色選びの失敗を追及することはできません。どうしても塗り直したいと願っても、業者が費用を負担することはないので再度費用を支払って塗り直すしかありません。

 

よくある失敗(2)知人の紹介で失敗

知人の紹介で失敗

身近な友人や知人から外壁塗装の業者を紹介されることがありますが、まさにこれが「知人の紹介で失敗」する原因になるのです。

知人からの紹介された業者を使って外壁塗装をしたときに、仕上がりに大満足であればまったく問題にはなりません。しかし、作業中や塗装したあとに万が一問題が生じたらどうでしょうか。知人からの紹介である手前、知人にも業者にも苦情が言いづらいという事態にも成りかねません。

外壁の形状や、選ぶ塗料や素材によって、業者にも得意、不得意があります。知人の家には相性のいい業者だったかもしれませんが、自分の家にとっては最悪の相性という可能性もあります。

大金を出して外壁塗装をしたにも関わらず、塗装がうまくいかなかったうえに気まずい思いをするのであれば、最初から知人による紹介で業者を選ぶことは避けた方がいい場合もあるでしょう。

 

よくある失敗(3)外壁塗装の業者選びに失敗

塗料の色選びと同じで、「外壁塗装の業者選びに失敗」してしまうことがよくあります。業者選びの失敗も、契約した本人の責任であることを忘れてはいけません。

訪問営業や電話営業で無理やり契約させられてしまったときには、契約日から8日以内であれば「クーリングオフ制度」を適用して、契約の解除や返金を受けることができる場合があります。

しかし、契約をした業者すべてが悪質な業者であるとは限らず、ただ単に経験不足で塗装技術のレベルが低かっただけということもあります。契約者本人が業者に依頼をして契約を結んだときにはクーリングオフ制度が適用されませんので、契約に保障制度が含まれていない限り業者に責任を追及することはむずかしいので気をつけましょう。

 

よくある失敗(4)物が壊されてしまう失敗

物が壊れる失敗2

防げたかもしれない失敗の一つとして、「物が壊されてしまう失敗」があります。

経験が豊富な職人がいる業者には珍しいことですが、まれに業者のミスにより物品が壊されてしまうことがあるのです。壊されたくない物品は事前に家の中に入れておくといった対策ができるので、もし壊されてしまっても全責任が業者にあるともいい切れません。

また、経験が豊富な塗装職人さんがいるときには、現場の状況を把握して破損の恐れがある物品は場所を移すようにと指示を受けます。誤って物を壊してしまう職人さんは、まだ見習いの作業員や、経験が浅い作業員であることが多いのです。

 

よくある失敗(5)遅過ぎた外壁メンテナンスで失敗

外壁塗装は定期的にメンテナンスをすることで建物の寿命を延ばすことができます。

一般的には、築10年を目途にメンテナンスをして、必要に応じて塗装の塗り替えや張り替えなどの作業をします。しかし、人によっては塗装費用が準備できなかった、まだ大丈夫と思っていた、といった理由から外壁メンテナンスをせずに放置していることがあります。

これこそが、「外壁メンテナンスが遅過ぎて失敗」する要因です。

劣化が進んでしまった外壁は、塗装を塗り替えだけでは補修ができず、建物の構造に関わる最悪な状態になってしまう可能性があります。そのようなときには、大工職人による補修も必要になってしまい、補修箇所が増えるほど費用が高額になってしまいます。

外壁に大きな劣化がみえなくても、外壁メンテナスは外壁の状態を確認するためにとても重要な作業ですので、後回しにせず定期的に行うようにしましょう。

 

よくある失敗(6)部分的に塗装をしてしまい失敗

部分的に塗装をしてしまい失敗」することを回避するためには、「外壁塗装と屋根塗装はセット」であることを覚えておきましょう。

屋根塗装は外壁塗装にくらべて経年劣化の進みがとても速いので、外壁の状態はまだいいにも関わらず先にメンテナンスが必要になることがあるからです。

人によっては外壁の状態がいいからと屋根だけの塗装をすることがありますが、これこそが失敗のもとになるのです。

屋根の塗装も外壁の塗装も、「足場の組み立て」が必要であることが大きな共通点です。足場の組み立てや解体には、一般的な一件住宅で20万円ほどするといわれています。屋根と外壁を別々に塗装してしまうと二回分の足場代がかかってしまうので、余計な費用を費やしてしまっているのです。

さきに屋根塗装をして安心しているところで、急に外壁塗装をしなくてはならなくなると、やっぱり一緒にやっておけば良かったと後悔することになるので注意しましょう。屋根塗装をするときには外壁塗装のメンテナンス周期がまだ先であっても、同時にメンテナンスをしたほうが結果的に費用は安く収まることが多いのです。

 

よくある失敗(7)値引きし過ぎて失敗

値引きし過ぎて失敗

外壁塗装にかかる費用は一般的な住宅で、80万~120万ほどと大変高額です。塗料の種類が違えばさらに費用が高くなりますし、修復が必要な部分が多ければ多いほど費用が増えていきます。そのため、いくつかの業者から見積もりをもらって、費用や工程、支払い方法や保証など、さまざまな項目を考慮しながら業者を選ぶことが大切です。

業者を選ぶときには費用を限りなく安く抑えようと、「値引き交渉をしつこく要求するのは注意」が必要です。

塗装業者は、まだ完成していない外壁塗装という見えない商品を販売しています。そのため、契約した総額の費用で、外壁塗装にかかる材料費や工賃費、足場代などの全てをまかなわなければなりません。

そんなときにお客さんに値引きを要求されてしまうと、業者が契約ほしさに数十万円の値引きをしてくるかもしれません。消費者としては安くなったと嬉しくなりますが、業者は値引きした分をどこかで補う必要があるので、結果的に「作業員を減らす」、「作業日数を減らす」、「塗料を薄める」などといった手抜き作業を選択してしまうのです。そのため、外壁塗装に関しては、「安易に値引きを要求することは避けたほうがいい」でしょう。

 

よくある失敗(8)専門外の業者に依頼して失敗

外壁塗装は「専門外の業者に依頼」するのは、失敗のもとですのでやめましょう。

足場が組めて塗料さえ入手できればだれでも塗装ができるわけではなくて、いくつもの工程を確実にクリアしていくことで品質の高い外壁を作りだすことができるのです。外壁塗装を専門にしている業者であっても、少しの油断や手抜きによって外壁の耐久性を下げてしまうこともありますし、高級塗料の特徴を最大限に活かすことなく無駄にしてしまうこともあります。

最近では、いろいろな外壁素材や塗料が開発されましたが、外壁塗装の専門業者であっても経験不足により塗装に失敗することも考えられます。珍しい外壁や個性的な素材や塗料の使用を検討しているときには、必ずその道の専門業者、または経験が豊富な業者に依頼することが失敗を防ぐための大きなポイントになります。

 

 


まとめ

外壁塗装をしたことがある先駆者の経験や失敗から学べることはたくさんあります。今回ご紹介した8つの失敗例から多くを学び、成功するためのカギにすることが大切です。

仕上がりを決めるのはやっぱり塗装職人さんの腕次第という捉え方もできますが、施主自身が最高の職人さんや信頼できる塗装業者をきちんと見極めて、失敗なく選べるかどうかも大きなポイントになるからです。

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