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外壁塗装業者とのトラブルを回避するための契約時の注意事項!

外壁塗装をする現場を確認してもらって、最終的な見積もりを受けとったあとは、ついにに「契約を結ぶ」段階に入ります。契約をしてしまったあとは契約内容の変更はまず不可能だということを頭に入れながら、慎重にサインをするようにしましょう。

今回は、外壁塗装業者とのトラブルを回避するために「契約を結ぶまえに気をつけたいポイント」をいくつか紹介します。

 

その業者は実在する?「事務所」を確認しよう!

契約書にサインをするまえには、その業者は「実在する業者」であるのかを必ず確認するようにしましょう。

このポイントについては、「まさか自分がだまされるなんてあり得ない」と思っていた人に多い油断です。契約をして前金もすでに払ったのに、実は契約をして費用を払った業者が実は「架空の業者だった」というトラブルです。

このようなトラブルが全くないとは言い切れませんので、とくに自宅に営業マンが訪れて無理やり契約を結ぼうとするようなときには注意しましょう。外壁塗装の正式契約をするときには自宅でなくて、きちんと「業者の事務所」を確認してから契約するほうが安心です。間違っても営業マンの話だけで契約をしてしまうことがないように気を付けましょう。

 

「追加料金」は契約するまえに確認するのが一番!

現場の確認がきちんとされていれば、なんの理由もなく追加料金が発生することはまずありません。それでも、外壁の状態によっては予想していたよりも劣化が激しく、予定していたスケジュールよりも修理にもっと時間や材料がかかるといったことがあります。このようなケースでは、ときに「追加料金が発生する可能性」があります。

こういったトラブルを回避するためには、「契約をするまえに追加料金についてよく確認しておく」ことが大切です。追加料金はかからないと業者が言っているときには、口頭での約束だけでなくて必ず契約書にその内容を明記してもらいようにしましょう。

 

契約したあとすぐに着工する業者に注意!

訪問営業や電話営業で契約をしてしまったケースでは、契約日から8日以内であれば契約を解除するための申請(クーリングオフ制度)ができます。

しかし、悪質な業者によってはクーリングオフ制度を利用されることを事前に察していることから、契約日から8日以内に着工してしまい、契約者に契約解除をさせないようにすることがあります。

万が一、業者が急いで外壁塗装の作業を始めてしまったあとでも、「契約日から8日以内であれば契約解除の申請ができる」ことを覚えておきましょう。

 

 

口約束厳禁!保証内容は契約書に明記してもらおう!

外壁塗装の契約を取りたい営業マンのなかには「口約束だけだから」と、たくみな営業トークで契約者に嬉しい内容をたくさん盛り込んできます。しかし、実際に不具合や問題が生じても契約書に書かれていないことについては保証されないだけでなく、まったく取り合ってくれないことが多いので気をつけましょう。対応が素早くて、問い合わせにも何でも答えてくれる好印象の営業マンや担当者であっても、口約束だけの約束は絶対に鵜呑みにすることはせず、必ず契約書に約束事項を記載してもらうようにしましょう。

 

 


まとめ

急いで契約を取ろうとする業者は、とにかく契約書にサインしてもらうことに必死になっています。そのため、自分たちに不利益になることがない限り、サインをもらったあとのことは関係なしと無責任な行動にでることがあるのです。

このようなことにならないためにも、外壁塗装の契約をする施主自身がすぐにサインをしてしまうのではなく、契約書や見積書が擦り切れるほど熟読して完全に納得できたところで正式な契約を結ぶようにしましょう。