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外壁塗装の基礎知識!劣化・塗料・外壁材・作業の流れについて

基礎1:外壁の劣化について

外壁塗装が劣化してしまうと、乾燥によってヒビ割れが生じてしまうこと、家を建てたときの歪みが原因で劣化をしてしまうことがあります。

人気のサイディング外壁では、サイディングボードのあいだのつなぎ目部分をシーリング材で加工しているので、そのシーリング部分が痩せてしまい、ヒビ割れを起こしてしまうことがあります。

このほかにも、外壁塗装の方法が悪ければ、塗膜が剥がれやすくなったり、塗装の劣化によって塗装が色あせてきたり、カビや藻などの汚れがつきやすくなったりします。

 

基礎知識2:外壁塗料について

外壁塗装で使う塗料は、その種類や耐用年数などによって価格が大きく変わります。

塗料の種類は、価格相場が高い順から「フッ素系塗料」、「シリコン系塗料」、「ウレタン系塗料」、「アクリル系塗料」となり、相場が高いほど耐用年数は長くなります。塗料の価格相場は大体決まっているので、相場よりも明らかに見積もりが高いときや安過ぎるときには注意しましょう。

 

基礎知識3:外壁材の種類について

おもな外壁材の種類には、「サイディング外壁」、「ALC外壁」、「モルタル外壁」、そのほか「タイル」や「土塗り」、「RC」など色々とあります。

中でもサイディング外壁は最近よく使われている外壁材であり、さらに詳しく分けると窯業系サイディング外壁、金属系サイディング外壁、樹脂系サイディング外壁、木質系サイディング外壁と分かれています。窯業系サイディングはバリエーションが豊富なことから重宝されています。

 

基礎知識4:塗装作業の流れについて

外壁塗装の作業については、依頼した施主自身もある程度の工程スケジュールを頭にいれておいたほうが安心です。施主自身にとっても大切になりそうなの、外壁塗装工事が決まったあとにする「着工前の近所への挨拶回り」です。

塗装作業をすることで迷惑をかけることを工事着工前に、できれば施主自身がご近所に挨拶にうかがったほうがいいでしょう。

挨拶回りのあとは、足場の組み立て→高圧洗浄→養生→下地の処理や調整→中塗り→上塗り→養生を外す→仕上がりをチェック→足場を撤去と掃除→完成、といった流れになります。