外壁塗装をしたほうが家のためになるとは分かっていても、外壁塗装にかかるコストをできるだけ抑えたい・・・、と思うのが正直なことですよね。
だからこそ、マイホームの外壁は「定期的に掃除」をするようにしましょう!掃除をすることで外壁をきれいに保てますし、頑固な汚れがつかないように予防することができます。それに、いつもきれいな外壁であれば汚れによる外壁素材への腐敗も防ぐこともできるでしょう。
毎日掃除する必要はないので、身の回りにある道具を使って外壁の状態をきれいに保つことから始めましょう!
目次
自分で外壁の掃除をする必要ってある?外壁のお掃除をするメリットとは
メリット① 外壁が汚れにくくなる
数か月に一回ほどのペースで外壁を簡単に掃除するだけで、外壁の耐久性を高めることができるって知っていますか。とくに、近くに沼地や河川など、湿度の高い環境にある家は、外壁が汚れやすいので外壁のお掃除は絶対に必要ですよ!
外壁をいつもきれいにしていると、そう簡単にしつこい汚れがつくことはありません。ということは、自分でお掃除をするだけで「外壁が汚れにくくなる」ということなのです。
メリット② 外壁塗装の周期が延ばせる?
新築であれば築10年ほど、二回目以降の外壁塗装であれば、いま使っている塗料の耐用年数をみると次の外壁塗装を計画することができます。
外壁のお掃除を習慣づけて続けていたら、10年くらいで次の外壁塗装が必要かなと思っていたところ、思っていたよりも外壁や塗料へのダメージが少なかったので耐用年数を通り越して、さらに数年後まで耐久性をキープできる外壁になるかもしれません。
環境によっては塗料の耐用年数以下で、つぎの外壁塗装が必要になることがあります。しかし、自分で外壁のお掃除をしていたことで、耐用年数をフルに使えることもあります。
自分で外壁掃除をするタイミングはいつ?
新築の一戸建て住宅の場合は定期的に掃除を続けることで、数年は外壁にカビやコケなどのひどい汚れが付くのを防げるといわれています。
①目視できる汚れを見つけたとき
自分で外壁掃除をするタイミングの一つに、「目視できる汚れを見つけたとき」というのがあります。外壁についた汚れは新築のうちは雨など、自然の力で洗い流されることもあるかもしれません。
でも、築年数が延びてくると外壁の耐久性が落ちてくるので、壁に付いた汚れは自然に落ちることはないでしょう。だから、目で確認できる汚れは気付いたときには、自分で掃除をしてすぐに落としておきたいですね。
②外壁掃除をする日を決めておく
外壁の色と同化して、汚れが目では見えないことがありますよね。だから、汚れがひどくなるまで汚れが付いていたことすら気付かないことがあるのです。目視で確認できない汚れは、結構ひどい状態にまで汚れが浸食していることもあるので、自分で落とそうとしても結構たいへんです。
目にみえない汚れがひどくなると、色々なデメリットが生じてきます。そのような事態になる前に対処するためには、「外壁掃除をする日を決めておく」のがおすすめです。掃除をする日が多すぎると続かないので、定期的(1年に数回ほど)な外壁掃除を習慣化させていきましょう。
外壁を掃除する方法とは?基本を抑えて外壁をピカピカにしましょう
外壁の掃除の方法さえ知っていれば、専門業者に頼まなくても自力で外壁のお掃除をすることができますよ!簡単な掃除を習慣化させておけば、短時間で掃除ができるようになるのです。
外壁のお掃除をする前に準備するモノ
外壁のお掃除をするときには、以下のアイテムを準備しておけばすぐに始められます。
・やわらかめのスポンジ
・きれいなタオル
・中性洗剤
・ホース…など
スポンジは、外壁の塗られている塗料の塗膜を傷つけないようにするために、やわらかめのスポンジにします。タオルは外壁用に、きれいで乾燥しているモノを準備します。中性洗剤は、キッチンで使っている食器の洗浄用でかまいません。そして、水を吹きかけるためのホースがあるととても便利です。
これらのアイテムは家にいつでもあるようなモノばかりです。汚れが飛び散ることもあるので、汚れてもいい服装でお掃除をするようにしましょう。そして、外壁のお掃除は、晴れている日にするのがおすすめです。きれいに掃除をした外壁をしっかり乾燥させるためです。
簡単きれい!外壁のお掃除方法
①ホースをつかって外壁に水をかける
はじめに、外壁の上のほうから下に向かってホースで水をたっぷりかけましょう。水の力で外壁塗装の塗膜(外気からの汚れから外壁を守っている塗料の膜のこと)についた汚れを落とします。軽い汚れは水をかけただけで落とすことができます。
②やさいくスポンジでみがきます
次に、水をかけて落ちない汚れや色が変色しているところは、中性洗剤をつけたスポンジを使ってやさしく汚れを落とします。スポンジでこするときには、強くこすってしまうと塗膜を破いてしまう恐れがあるので注意しましょう。
③シーリング材についた水はできるだけ拭き取る
外壁にサイディング材を使っているときは、サイディングボードの間の目地と呼ばれる部分にシーリング材(コーキング材)が埋め込まれています。水に弱いという特徴があるので、水がついているところは乾いたタオルでできるだけ拭き取っておくといいでしょう。
④おまけの「高圧洗浄機」
これは、あったら便利というお掃除方法です!
自分で外壁のお掃除をしていても、なかなか落ちない汚れや手の届かない部分に汚れがあるときには「高圧洗浄機」を使うと良いでしょう。頑固な汚れは中性洗剤やスポンジで落ちないこともあるので、高圧洗浄機を使うと短時間で汚れを落とすことができるのです。
高圧洗浄機は、ホームセンターなどで購入できます。最近は1万円ほどで購入できる高圧洗浄機もあるので、自宅に1台用意していてもいいかもしれませんね。高圧洗浄機は、外壁のお掃除だけでなく、洗車にも使えるのでいろいろと便利です。
ただし、高圧洗浄機で設定した水圧によっては、上げ過ぎると外壁にキズが付いてしまうので、取り扱い説明書をよく読んでから正しい方法で使うようにしましょう。
まとめ
1.外壁についた軽い汚れは自分で掃除して落とすことができる!
2.掃除を習慣化させると外壁は汚れにくくなる!
3.外壁の耐用年数を全うできる!
4.目視でみつけた汚れはすぐに落とそう!
5.家にあるモノで簡単に外壁お掃除!
6.しつこい汚れには高圧洗浄機があると便利!
外壁のお掃除なんて今まで考えてもみなかったという人もきっと多いですよね。でも、外壁のお掃除を習慣化させることで得られるメリットはとても大きいですし、汚れにくく、耐久性に優れた外壁を保つためには欠かせない作業です。家にあるモノで簡単に始められるので、今週のお休みの日にぜひ一度トライしてみて下さい!