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待って!外壁塗装の契約書にサインするまえに確認しておきたいこと

高額な費用がかかる外壁塗装は、見積書や契約書の内容に相違がないことをよく確認したうえで、契約を交わす必要があります。以下では、これから契約をしようとしているときに、いま一度確認しておくべきポイントについてご紹介します。

 

契約書の確認しておきたい項目について!

塗装業者に作成してもらった「契約書」にはいろいろなことが記載されています。

悪質な業者は時間があまりないからと、適当な説明をしただけで契約書にサインや捺印をさせようとしますが、契約書をはじめ見積書の内容はこれからの作業を裏付ける証拠となりますので、業者にいわれるがまま「即日契約をすることは絶対にやめましょう」。

契約書に記載されている項目でとくに重要なポイントになる項目は、作業の場所や契約日、総額でかかる契約金額、作業にかかる日数、支払い方法やキャンセル規定について、追加費用のありなし、前払い金の有無、保証の有無やクーリングオフ制度について、作業に関する賠償(遅延や損害など)、サインや捺印の有無などです。

ここで書いていない項目もまだありますので、契約書の内容はすべてよく熟読して理解することがとても重要なことです。

 

見積書の曖昧だと思う部分はよく確認しよう!

契約書と同じくとても重要なものが「見積書」です。

契約者に同意するということは、見積書の内容にも同意することです。そのため、見積書についても必ず熟読して内容を確認するようにしましょう。

見積書を確認するときに注意したい項目は、費用の内訳や塗装に使う素材や塗料などの材料、工程スケジュールなどについてです。

費用の内訳は、「一式○万円」といったように省略して書かれていることも珍しくありません。しかし、これは実際に何に対して費用が発生しているのかを契約者が把握できないため、必要のない項目に費用が水増しされている危険性があります。そのため、費用の内訳が書かれていない時には、契約をする前に必ず業者に確認する必要があります。

 

前払い金の有無や支払いのタイミングはいつ?

契約書の中には、前払い金の有無などの「支払い条件」の項目が必ずあります。

業者によっては、外壁塗装にかかる費用を半額前払いして、作業が完了したあとに残りの費用を支払うというシステムがあります。前払い金の支払いが支払い条件の項目になっていれば、作業が開始するまえに費用を支払う必要があります。

架空の会社であった場合は、前払い金を支払ったあとに連絡が取れなくなる可能性もあるので、支払いまえには必ず「会社の所在地」や「実在する業者」であるかを確認しておくこと大切です。

全額前払いが必要なるケースは、余程の理由がない限りありまずあり得ません。そのため、理由もなしに全額前払いを請求してくる業者との契約は避けた方がいいでしょう。

 

作業完了後の保証はある?

 

外壁塗装の「保証の有無」は業者によって大きな差が生じる部分です。

「保証期間あり」という業者であれば、口約束だけでなく必ず「保証書を作成してもらう」ようにしましょう。

外壁塗装で使う素材や塗装の種類、さらには外壁リフォーム、屋根リフォーム、その他の箇所のリフォームの有無などによって、保証内容や保証期間は異なりますので契約を結ぶ前には必ず詳しい内容を確認しておきましょう。

 

 


まとめ

今回ご紹介した「契約書にサインするまえに確認しておきたいこと」だけをみても、確認にかかる時間は結構ありますよね。だからこそ、その場ですぐに契約書にサインや捺印をしてしまうことは避けましょう。

後悔のない外壁塗装をするためには、施主自身も契約書や見積書をしっかり確認しながら挑む必要があります。業者に任せっきりになってしまえば、何かトラブルが起きても解決が難しいですし、トラブルに巻き込まれていることにも気付かないといった危険性もあるからです。