土地購入前に知りたい!外壁塗装の地域による価格差や補助金制度について
失敗のない外壁塗装をするなら、外壁塗装業者に依頼するのが一番!
でも、実は・・・、同じ外壁塗装をするのに「地域による価格差」や「補助金制度」があることをご存じですか。
外壁塗装業者によって外壁塗装にかかる価格設定が違うことは何となく想像がつきますよね。でも、地域ごとに価格差が生じていることは案外知らない人も多いようですし、補助金を使えることも初めて知ったという人も多いのではないでしょうか。
夢のマイホームを建てよう!という人の中には、絶対に後悔はしたくない、これから長く快適に暮らせる家を作りたいと思いますよね。外壁は消耗品なので将来的には絶対に外壁の張り替えや塗装をし直すことになります。そのため、地域ごとの外壁塗装の価格差や補助金制度があることを知っているだけで、土地を購入する前に将来を考えたマイホームづくりをすることができるというわけなのです。
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目次
地域ごとに価格差がでる理由はどうして?
外壁塗装の経験者である親戚や友だちにアドバイスをもらいたくて、話を聞いていたら、自分で依頼して出してもらった見積もりの内容や価格が全く違って、えっ?と疑問に感じたことがある人も多いのではないでしょうか。
これは、「地域ごとに価格差がでる理由」が大きな原因であるといえるでしょう。
・土地により気候条件や家が経っている環境が違うから
地域ごとに大きな価格差が生じてしまうのは、一体なぜでしょう。
それは、お住まいの地域により、「気候条件」や「環境」が違うということが一番の理由です。一年を通して気温の差が多く、雨の量、そして風の量も地域によって違います。山間部にある住宅や海沿いにある住宅などは、外壁の劣化が早い傾向にあるといえます。
劣化するスピードが早ければその分外壁塗装をする周期が短くなるので、将来的にはトータルコストがさらにかかるというわけです。
・風土や環境に合わせた塗料や外壁材を選ぶから
カビや藻などの汚れがつきやすい環境にあるお家には、水や湿気に強い塗料を選びますよね。そして、風が強い気温差が大きいという環境のお家には、より耐久性の高い塗料を選ぶようになります。高い性能の塗料や外壁材を選ぶと、それだけ費用が高くなるので必然的に地域ごとに価格差が起きてしまうのです。
外壁塗装業者は、地域によってその土地の風土や環境、天候などをいろいろと考えたうえで、長く使える塗料や外壁材を使う工夫をしているのですね。使う塗料や外壁材が違えば、結果的には地域ごとに外壁塗装にかかる価格差が生まれるというわけなのです。
知らないと損をする?外壁塗装の「補助金制度」とは
外壁塗装にかかる総額の費用・・・、考えただけでも頭が痛くなりますよね。
一般的な広さのお家を外壁塗装するとなると、100万円を超えることも少なくないのです。そこで!知らないと絶対に損をする外壁塗装の費用にまつわることとして、自治体の「補助金制度」をご紹介します。
外壁塗装の補助金制度とは
地方自治体では、外壁を含め屋根のリフォームに対して「補助金制度」を設けているのです。補助金制度を使うと、外壁塗装費用の1割から3割ほど、または10万円から20万円ほどの補助金を受けることができます。
最近は、自然環境を考えて省エネのためのリフォームを重視することが多くなっていることから、耐熱性能や遮熱性能の高い塗料を使うことで補助金制度を受けられるということがあります。
しかい、ここで注意したいのが、補助金制度を設けているかどうかは各地域の自治体によりさまざまということです。お住まいの地域の自治体が、こちらの制度を設けているかどうかは土地を購入する前か、もしくは外壁塗装をスタートさせる前にきちん確認しておくと安心ですね。
お住まいの地域により異なる補助金制度
補助金制度を受けられる自治体がある地域にお住まいでも、さらに詳しくみてみると補助金の金額や助成を受けられる割合、そして助成金の上限など、そのほか諸々の条件が自治体によって異なります。
ある自治体では、制度を受けるためには断熱性の高い塗料を必ず使用することを条件にしていることもあります。ほかにも、リフォームをするのが初めてであることや、省エネのためのリフォームであることなど、条件は色々とあります。
そして、各自治体の補助金制度を効果的に使うためには、その地域に暮らしていることが必須条件であることは想像がつきますよね。賃貸住居に暮らしているときには、補助金制度の申請者が家の持ち主や、その家族でなくてはいけないといった条件もあるほどです。
後悔しない外壁塗装をするために!補助金制度の注意点を知ろう
補助金制度を利用する前に、いくつか注意しておきたい点がありますのでご紹介します。
注意① 外壁塗装をする前に申請や審査を受けよう!
まず一つに、外壁塗装や屋根塗装のリフォームを専門業者に依頼して、正式な契約をしてしまう前に、「自治体に補助金制度の申請」、そして「審査を受ける必要がある」ということお忘れなく!!
すでに作業が始まってしまってからや作業が完了してしまったあとに申請を行うと、補助金を受け取れなくなってしまいます。各自治体によっては、申請者が多いときには抽選をして選ばれることもありますし、条件をクリアしていないときにも補助金受け取りの許可が下りないこともあるのです。
注意② 自治体が決めた条件を熟読しよう!
もう一つは、外壁塗装作業をお願いする業者や、塗装で使う塗料についても注意しなくてはいけません。というのも、補助金制度は各自治体によって細かく条件が決められているからです。
条件の中で指定された外壁塗装業者に依頼をしているか、指定された塗料を使っているかなどが細かくチェックをするからです。このことからも分かるように、業者や塗料などが適用範囲外になってしまうと許可が下りないケースもあるのですね。
補助金制度を受けたいと思っているときには、自治体が決めた条件を熟読して、慎重に業者選びや塗料選びをしていきたいものです。
補助金制度と助成金制度って違うの?
各自治体によっては、外壁や屋根のリフォームに補助金制度を設けていることは先にご説明しましたが、実は補助金制度のほかにも「助成金制度」という制度を設けていることもあるのです。
条件クリアで助成金を受け取れる?!
外壁塗装やリフォームに対して「助成金制度」を設けている自治体では、条件さえクリアしていれば審査を待たなくても誰でも助成金を受け取ることができます。この点が、補助金制度と大きく違うことなのですね。
補助金制度は申請者が定員に達すると申し込みを打ち切ってしまうことがあるのですが、助成金制度は条件が整っていれば制度を利用できることからハードルが低い制度といえるのです。補助金制度と同じところは、自然環境に配慮した塗装工法や塗料を使うことが必須条件となっているところです。
まとめ
1.地域により外壁塗装価格に違いがある!
2.地域による価格差は風土や環境などが影響している!
3.選ぶ塗料や外壁材が違えば価格差が起きる!
4.外壁塗装や屋根のリフォームで補助金制度が使えることがある!
5.補助金が使えるかどうかは外壁塗装前に確認しよう!
6.1割から3割ほどの補助金を受けられることもある!
7.地方自治体によっては助成金制度が受けられる!
外壁塗装やリフォームをするときには、お住まいの地域によってかかる費用が違うということを覚えておくと安心です。
これから土地を買って家を建てようというときには、将来的に大規模な外壁塗装やリフォームをすることを視野に入れて、その地域の自治体で補助金制度や助成金制度を設けているかを確認しながら土地を選ぶようにすると、あとで後悔することはないでしょう。
そして、今すでにお住まいの家の外壁を塗装し直すという人は、業者にお願いする前に補助金制度や助成金制度はあるかどうかを前もって確認しておくと良いですね。せっかく補助金があるのに全額を自費で支払ってしまうのは何だかもったいないので、このような制度を効果的に使って後悔のない外壁塗装を目指していきましょう!!