外壁をガラスコーティングするってどういうこと?(塗料-相場-耐用年数-費用-メリット-デメリット)
(塗料-相場-耐用年数-費用-メリット-デメリット)
自然環境やエコ活動のため、そして省エネに効果が高い画期的な塗料が多く開発されています。その中でも今回は、最近注目されている「ガラスコーティング」という素材についてご紹介していきます。
目次
ガラスコーティングの基本と効果について
「ガラスコーティング」とは、文字どおり外壁をガラス素材で覆っていく塗装のことをいいます。ほかの種類の塗料と同じく、定期的にメンテナンスをする必要はありますが、一般的な耐用年数は20年以上ともいわれています。
ガラスコーティングの特徴や効果とは?
ガラスで建物全体を覆っていることから、「赤外線を大幅に遮断する」という大きなメリットがあります。
そのほか、「紫外線をほぼ遮断すること」、「節電に役立つこと」、「耐久性を高くすること」、「虫を寄せ付けないこと」、「汚れにくいこと」、さらには、ほかの塗料にくらべて「耐用年数が格段に長いこと」など、とにかくメリットが多い塗装です。
・水漏れしない
ガラスコーティングをすると、大きな衝撃を受けない限り、ヒビ割れといったクラックが外壁に生じることは先ずありません。それに、素材がガラスなので雨水や湿気が外壁の内部にしみ込むこともありません。
・半永久的ともいわれる高い耐久性
ガラスコーティングの耐用年数は、20年以上とされています。その長さから、時に「半永久的な塗装」ともいわれるほどです。高い耐久性をもつガラスコーティングは、カビや藻、コケといった汚れが付きにくいという特徴があります。万が一、泥などで汚してしまったとしても、水をかければ簡単に洗い流すことができるのです。
・唯一のデメリットは高額なこと
ガラスコーティング塗装の、唯一デメリットを挙げるとしたら、それは「費用が高額」ということです。長い目でみれば、ほかの塗料にくらべて塗り替えの頻度や修復の頻度が減るので、手間や費用の負担がトータル的には少なくなるともいえます。しかし、初期費用はとても高額なため、憧れの塗装ともいわれているのです。
最大の特徴!それは、環境にも人体にもやさしいということ!
赤外線を大幅にカットする効果があるガラスコーディングは、真夏の強い赤外線から家を守ることができるので、室内の温度を下げるといった効果があります。室内の温度が下がればエアコンの調節温度を下げることなく快適に過ごすことができるため、省エネ対策にも効果抜群です。赤外線のほか、紫外線をほぼ遮断しているため、日焼けをしたくない人にとってもメリットが大きいようです。
さらにガラスコーティングは、有機物質をまったく使用していない無機質素材であるため、アレルギー体質の人でも安心して暮らすことができます。そして、ガラスコーティングで省エネを実現させることは、結果的に自然を守る「エコ」にも繋がっているため、人体にも地球にもやさしい最先端の外壁塗装素材といえるでしょう。
ガラスコーティングは室内にも使えちゃいます!
ガラスコーティングは、建物の外壁にだけ使えると思っていませんか。
実際のところガラスコーティングは、外壁だけに使われるのではなく、室内の窓ガラスやフローリング、水回りにも使用されることも多いのです。
ガラスの性質上、一度塗った部分は新品のような輝きを長く保つことができます。一般的なコーティングとは違って、ガラスを使うことで強度が増して、傷が付きにくいフローリングにすることができるのです。
まとめ
1.ガラス素材で外壁を覆うと耐久性を高められる!
2.ガラスコーティングはメリットがいっぱい!
3.赤外線を遮断して省エネ効果をもたらす!
4.水漏れしない、汚れにくい外壁を作れる!
5.費用は高額だけどトータルコストは安くなることもある!
6.ガラスコーティングは自然にも人にもやさしい素材!
7.室内にも使える万能素材!
有機物質を使うことが多いほかの塗装素材にくらべて、無機質のガラスコーティングはアレルギー体質の方や塗装によるシックハウス症候群といった症状を心配する人にも安心してお使い頂ける素材なのです。