外壁塗装業者を選ぶときに参考にしたい「見積もり」に関すること
外壁塗装を業者に頼もうと思っているときに最初にするのが「見積もり」の依頼です。
見積もりがなければ外壁塗装にかかる費用の相場も検討がつきません。それに、ある作業の工程やスケジュールなども事前に知っておきたいですよね。
見積もりは無料でできますので、まずは複数の外壁塗装業者からいくつか見積もりを取りよせることから始めてみましょう。
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見積もりは複数業者に依頼しよう!
インターネットの普及によって、世界中どこにいても外壁塗装の見積もりを受けることができるようになりました。とくに最近では、「一括見積もりサイト」を利用して家の情報などを記入するだけで、簡単に見積もりを受けることができます。
家にパソコンがなくて一括見積もりサイトが使えなくても、自宅から近いリフォーム会社や工務店、塗装業者などに電話を一本するだけで簡単に見積もりをもらうことができます。さらに「見積もりは無料」なので、契約するか否かに関係なく気軽に見積もりをお願いできるのも嬉しいところです。
いつでもどこでも気軽に見積もりを依頼できることを有利に働かせるためには、「見積もりは複数業者に依頼する」ことが大切です。一つの業者だけでは何が良くて、何が悪いのかを判断することができないので、かならず複数の業者から見積もりをもらっていろいろなことを比較検討するようにしましょう。
見積書の内容を見ただけでも業者の対応の良さを感じられる!
複数の業者から見積もりをもらったことで、数時間から数日ほどで自宅に見積書が送られてきます。
それぞれの見積書を比較してみると、業者によって記載されている内容に大きな違いがあることに気づきます。ある業者の見積書は一見すると分かりやすく記載されていますが、費用の内訳や詳しい工程などが書かれていないことがあります。一方で、ほかの業者の見積書には、文字がとても多くて熟読するのはとても大変なのですが、費用の内訳や工程の説明などまで詳しく丁寧に記載されていることがあります。
見積書を見ただけでも、どちらが「丁寧に説明をしてくれている業者」であるのかが一目瞭然ですよね。
見積書からはじめて知ることがたくさんある!
いくつかの業者に見積もりを依頼する必要性は、ただ単に良い業者を見つけるためだけではありません。
それぞれの見積書を比較してみると、外壁塗装にかかる「費用の相場」や「工程スケジュール」、「塗料を塗る外壁面積」など、これまで「知らなかった情報を手に入れることができる」のです。
おおよその外壁塗装の価格相場や詳細などがわかれば、明らかに他社との差が激しい業者は選択肢から外れますし、大体の予算やスケジュールを想定しながら万全の準備を進めることができます。
見積書は契約書と同じくらい大事なものです!
外壁塗装の依頼をするときには、「契約書」にサインをして契約を交わします。
契約書の内容は絶対ですので、かならず熟読して内容を理解したうえでサインをするのが基本です。そのときには、即日でサインする必要はないので、少し時間をとって慎重に検討をしてから契約するようにしましょう。
その場ですぐに契約をすれば費用を安くするといった理由をつけて、契約成立を急かすような業者には十分気をつけましょう。クーリングオフ制度(契約から8日以内であれば契約解除できる制度)が適用できる契約でない限り、一度交わした契約を簡単に解除することはできないからです。
まとめ
契約書にサインすることは、見積書の内容にも同意したことにもなるので注意が必要です。優良業者であれば見積書の内容も詳しく書かれています。しかし、悪質な業者になると見積書の内容が適当に書かれていて、支払った費用が一体何に使われているのか不明といったことにもなりかねません。契約書にサインをするまえには必ず、見積書の内容もよく熟読して分からない点についてはしっかり確認をしておきましょう。