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外壁塗装の寿命は?塗料と耐用年数の深い関係

これまで外壁塗装をしたことがないという人は、もし外壁塗装をしたらそのあとはどうなるの、つぎの外壁塗装までの期間ってどれくらいなの、寿命を長くキープさせるためにはどうしたらいいの、といったことが気になりますよね。

簡単にいってしまうと、「外壁塗装の寿命って一体どれくらいなの?」ってことです。せっかく大金をかけて外壁塗装をするのであれば、慎重に塗料選びをして耐久性の高い、長くもつ外壁を作っていきたいですよね。

この疑問について結論を先に言ってしまうと、外壁塗装の寿命の長さを左右するのは選ぶ「塗料の耐用年数」であるということです。

それではさっそく、気になる外壁塗料の耐用年数についてみていきましょう。

塗料と耐用年数

外壁塗装の寿命は塗料の耐用年数と大きく関係している!

いつだって外壁は、雨や風、紫外線などの自然現象からダメージを受けています。だからこそ、外壁の定期的なメンテナンスをおろそかにしてしまうと、外壁だけでなく、住まいそのものの寿命を短くしてしまうことがあるのです。

家を守るためにたくさんの役目をはたしている外壁塗装ですが、その寿命は「塗料の耐用年数」と大きく関係しています。外壁塗装をしたことでどのような効果を望んでいるのか、どのくらい耐久性を持たせたいのかなど、選ぶ塗料により得られるメリットはいろいろとあります。

 

価格重視の落とし穴!低価格な塗料と高価格な塗料の耐用年数の違い

いまお住まいのマイホームに数十年先も長く住みたいと思うのであれば、定期的に外壁のメンテナンスをしながら、時には大がかりな外壁塗装がぜったいに必要になります。

外壁塗装の寿命は、選ぶ塗料の種類や耐用年数によって大きく左右されるので、まずはそれぞれの塗料の特徴や耐用年数の違いについてよく理解しておくことが大切といえますね。

以下では、外壁塗装で使う塗料をどちらかというと安い塗料、そして、どちらかというと高い塗料というように分けてご紹介しています。

 

どちらかというと安い塗料《アクリル系塗料》

予算が少ない中で外壁塗装をするときには、最も安い塗料とされる「アクリル系塗料」がよく選ばれています。

新築一戸建ての新しい外壁には、このアクリル系塗料が多く使われています。アクリル系塗料は低価格な塗料ですが、ほかの塗料にくらべると耐用年数が短く、約5年といわれています。

 

どちらかというと安い塗料《ウレタン系塗料》

アクリル系塗料のつぎに安いとされる塗料が、「ウレタン系塗料」です。

ウレタン系塗料の特徴は、密着性に優れているというところです。アクリル系塗料にくらべると少し価格が高くなりますが、その分耐用年数は延びて約7年といわれています。

 

安い塗料にしたときはマメなメンテナンスと塗り替えが必要!

今回は、安い塗料と高い塗料と大まかに分けていますが、安い塗料を選んだときには特に「マメなメンテナンスと塗り替えが必要」になることを覚えておきましょう。

安い塗料にすれば、いまの時点ではコストを抑えることができますが、耐用年数が短いといった特徴もあるからです。塗料の耐用年数を無駄なく使うためには、外壁の状態を日頃からよく観察することが大切で、なにか不具合があればその都度修理をしたり、塗り替えをしたりして対処することが大切です。

 

どちらかというと高い塗料《シリコン系塗料》

ここまでご紹介したように、値段が高くなるにつれ耐用年数は少しずつ延びていくことも分かります。外壁塗装をするときには、塗料の耐用年数をよく知ったうえで塗料選びをするのが大切なのですね。

どちらかという高い塗料に含まれる塗料として最初にご紹介するのが、「シリコン系塗料」です。

シリコン系塗料は、今回ご紹介している塗料のなかでも、価格と耐用年数のバランスが一番とれているコストパフォーマンスに富んだ塗料です。特徴としては、防汚性に優れていること、そして価格が高額なだけに耐用年数が約10年あることです。

外壁塗装の一般的なタイミングや周期が10年ほどとされているので、将来のことを考えながら選ぶのであれば、シリコン系塗料の耐用年数はちょうどいいですよね。

 

どちらかというと高い塗料《フッ素系塗料》

ここでご紹介している塗料のなかで一番高額で、一番耐用年数が長いのが「フッ素系塗料」です。

高額な塗料であることは、すなわち耐用年数が長いということであり、その年数はなんと約15年です。フッ素系塗料の特徴は、汚れを防止するための防汚性が高いこと、暑さや寒さにも耐えられる耐熱性や耐寒性の高さ、そのほかにも外壁への密着性や光沢の美しさなど、たくさんのメリットがある塗料です。メリットはたくさんありますが、デメリットはほとんどなく、あえて言うなら価格が非常に高いということです。

 

 

長期的な塗料選びなら、総合力で選ぼう!

外壁塗装を一度したからそれで終わりではなく、長く暮らせる家をキープするためには、これからも外壁塗装をする機会が幾度となくあります。

そこで大切になるのが、今後どのくらいの周期で外壁塗装をするのかというプランニングです。10年ほどの周期で外壁塗装をしようと思っているのならば、耐用年数が最低でも10年ある塗料を選んだほうが計画どおりに進む可能性が高いですよね。

 

トータルコストで選ぶ外壁塗装の塗料とは?

将来を見据えながら、価格を重視して塗料選びをするのであれば、実はその時だけ安い塗料を選ぶより、「トータルコスト」を考えたうえで塗料を選んだほうが結果的にはコストを安く抑えられることがあるのです。

たとえば、低価格のアクリル系塗料やウレタン系塗料を選ぶと、塗装周期が短いことから5年~7年ほどすると、また外壁塗装をしなくてはいけなくなります。周期が短ければ短いほど外壁塗装の回数も増えてしまいうのです。回数が増えれば費用のその分何度もかかってしまうので、トータルコストを考えると想像以上に外壁塗装に大金を払っていることになります。

一方で、高価格なシリコン系塗料やフッ素系塗料を選ぶと、一度に支払う価格はとても高くなります。それでも、つぎの外壁塗装までの周期が10年~15年ほどと長くなるので、計画的に次回の外壁塗装のための費用を貯めておくことができます。

それに、将来的な外壁塗装の回数は安い塗料にくらべ少ないので、外壁塗装にかかる費用もその分減りますよね。費用と回数をよく計算してみると、結果的には安い塗料を使ったときよりもトータルコストを減らせる可能性が高いのです。

 

総合的に塗料を選ぶなら「耐久性に優れた塗料」がおすすめ!

外壁の寿命を延ばすということは、家の寿命を延ばすということでもあります。外壁塗装は、総合的に長いスパンで考えて塗料選びをすることで、結果的にはトータルコストを抑えることができます。

このことからも分かるように、外壁塗装にかかる費用や効果を総合的に考えると、「耐久性に優れた高価格な塗料」を使ったほうが良いといえるでしょう。

安い塗料を使うと外壁塗装をした数年後にまた塗装が必要になってしまい、総合的にかかるコストは高い塗料を使ったときよりも、安い塗料を使ったときのほうが結果的に高額になるからです。

 

 


まとめ

1.外壁塗装の寿命を伸ばすなら塗料の耐用年数を考えよう!
2.安い塗料と高い塗料の最大の違いは耐用年数の長さ
3.アクリル系塗料の耐用年数は約5年!
4.ウレタン系塗料の耐用年数は約7年!
5.シリコン系塗料の耐用年数は約10年!
6.フッ素系塗料の耐用年数は約15年!
7.価格を重視した塗料選びなら、トータルコストを考えよう!
8.トータルコストを抑えるなら、耐久性に富んだ高額な塗料が一番!

 

外壁塗装の寿命を長くキープするためには、耐用性に優れた塗料を選ぶようにしましょう。そして、価格を重視するのであれば長期的にみた外壁塗装計画を立てておくことで、結果的に費用を安く抑えることができるのです。

そのときの状況だけを考えて外壁塗装をすると、やっぱり安いほうが良いと思いがちです。しかし、これからも長く暮らしていけるように外壁塗装をするのであれば、トータルコストを計算して、どの塗料にした方が結果的に安く費用を抑えられるかを考えながら塗料を選んだほうが良いでしょう。

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